ツイッターに書ききれないことを書くところ

たまに書ききれそうなことも書きます

携帯電話がなかったころの待ち合わせと、留学前半の終わり

f:id:sawasdeeclap:20170713204053j:plain

スマートフォンはおろか、インターネットも普及していなかった頃の待ち合わせとはどういうものだったのだろうか。

続きを読む

『変身』と、『皮膚と心』と、蚊帳が出てくる小説について

f:id:sawasdeeclap:20170703091604j:plain

ある朝、目が覚めると僕は自分の右眼が腫れあがっていることを発見した。

フランツ・カフカの『変身』みたいな書き出しならこんな感じになる。(こんな感じだっただろうか?) 僕の場合は幸いにして虫になっていたわけではないが、寝ている間に虫にやられたのだ。鏡を見るとまるで目を殴られたようになっている。目だけでない、右肘と左手の親指の付け根当たりが痒みをもって大きめに腫れていた。

続きを読む

二十一歳と、『17歳』と、20歳(体感時間における人生の半分)について

f:id:sawasdeeclap:20170604075437j:plain

"二十一歳の彼女は今日も歌を歌ってる"と始まる、斉藤和義の『アゲハ』という曲がある。先日これを聴いていて、そういえば自分もう21じゃないかと気づいた。ちょっと狼狽にも似た心持がした。

続きを読む

誰かと別れるときには何と言うべきか?

f:id:sawasdeeclap:20170617021310j:plain

誰かと別れるときはいつも、最後に何を言っていいかわからなくなって困ってしまう。

 

皆、日本に行くことがあったら連絡するから、とか、ここに来てくれたら案内するから、という。しかしその言葉をきくのがいちばん切ない。ほとんどのことはどうせ実現しないし、ほとんどのことはどうせ忘れてしまうだろう。それはわかっているけれど、無理やり光を当てるのだ。

 

そんなパーティーが終わった翌朝、空港で友達を見送ってから、ふと到着ロビーに行ってみた。日本から出て、はじめての海外生活が始まったその場所だ。

各国からの旅客が溢れる出口が見えると、なんだかこみ上げるものがあって、慌てて地下鉄に戻った。頭が混乱していたんだろう。たぶん、寝ていないのと、残ったアルコールのせいで。

日本の国債と、ギターのペグの並びと、『1984』について

f:id:sawasdeeclap:20170607184129j:plain

最近、このブログの一番最初の記事を読んでくれたという人に会った。この機会に昔の記事を読み返してみた。

昔のほうが勉強したことをなんとか記事に盛り込めている気がした。一番最近の記事なんて完全に自分の事しか書いてない。日本語を練習するという名目で始めたブログであるとはいえ、読んでくれている人がいるので申し訳ないと思う。あと、もし数年後に読み返すことがあったときに痛々し過ぎるのも困る。多少はいいけれど…

言い訳をすると、最近は自分の専攻である経済のことばかり勉強している。経済学を記事に盛り込むことはとても難しい。ひとつには経済学(とくにマクロ経済学)というものが、そもそも無限に近い要素をなんとかモデル化して様々な分析を行っているというところにある。その複雑性は、とうてい少しのモデルを勉強しただけでニュースにあれこれ意見できるものではない。専門家のオピニオン文章にさえツッコミが入りまくるのだ。

続きを読む

イスタンブールの奇跡と、クラス対抗サッカー大会と、中高の部活について

f:id:sawasdeeclap:20170604075758j:plain

サッカーUEFAチャンピオンズリーグの決勝を見た。ユベントスレアル・マドリー。前半はユベントスのほうが優勢に見えたけれど、後半は全く違うゲームになってしまった。

ところで、こちらで友達とサッカーの話をすると、やはり生まれた場所に近いチームを応援している人が多い。それでは、日本人がある海外クラブを好きになるという場合って、だいたい何がきっかけになることが多いんだろう?

僕が好きなサッカーチームはイングランドリヴァプールFCというところなんだけれど、そもそもそのきっかけもこのチャンピオンズリーグだ。サッカーと出会ったきっかけとも言えるかもしれない。

続きを読む

DJによるポルトガル国歌と、レコンキスタを象徴する七つの黄色い城について

f:id:sawasdeeclap:20170527230726j:plain

久しぶりに度が過ぎる飲み方をした。気持ち悪さと闘いながらベッドの上で書いている。何故か強めに煙草の臭いがする。一番危険なファイナルが月曜に迫っているというのに。もっとスマートにやりたい。

タクシーの助手席に乗り込んだことははっきりと覚えている。それから断片的に、路上と狭い建物の記憶がある。確かフィンランドから旅行にきたと言っていた。フェイスブックを見ると新しく友達になっていた内何人かは身に覚えがない。なんのためのフェイスブックなんだ。

混乱する頭の中に、なぜかポルトガルの国歌が繰り返し流れている。

続きを読む