ツイッターに書ききれないことを書くところ

ツイッターに書ききれないことを書きます

海外で風邪をひくことと、そのBGMと、ファッキンでかいテレビジョンについて

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金曜日の朝から熱を出してしまい、せっかくの週末を無駄にしてしまった。こんなときフラットメイトの優しさを感じられて嬉しいが(半ば強引に勧められたブラジルの風邪薬だけがちょっと怖かった。僕は普段、風邪では薬を飲まないので)、夜になると彼らもみな遊びに行ってしまい、僕だけが部屋に残った。

風邪の時はずっと寝ているのが一番だと思うが、さすがに延々とは寝ていられず、目が覚めてしまう。この寂しさをどのように紛らわそうか、ということをぼんやり考えていた。

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パーティーでなくなったiPhone7と、画面に現れた「容疑者」の意味について

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数日前の話になる。


僕たちのフラットで、退去するイタリア人のお別れパーティーがあった。フラットメイトであった僕と、ブラジル人の男性二人、ペルー人の女性一人も参加していた。友達の友達が呼ばれ、参加者は30人を超えていたと思う。ホームパーティーが終わり、僕と退去する彼、そして数人のイタリア人がそのままの流れでクラブに行くことになった。ほか三人のフラットメイトは残った。リスボン中心部へ出ていくために通りを歩いてタクシーを捕まえようというときに、電話が鳴った。

「フラットメイトのブラジル人のうち、片方の携帯がなくなった」、という話だった。

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語学と、ウィトゲンシュタインと、小さな食堂で食べる夕方5時のランチについて

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前回の文章を、日本語を勉強している人が見てくれているとは思っていなかった。巧さという面でもそうだが、内容に対して分量が長すぎたことはとてもよくなかった。文章と話の長さは必要最小限にしなければ、と思いながらどうしても長々となってしまうものだが。

そういうこともあり、折角なので今回は語学について書こうと思う。僕は今、ポルトガル語を勉強している。

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葛飾北斎と、量子論と、アイリッシュパブについて

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ポルトガルに到着して一週間がたち、授業も大体要領がわかってちょっと気を抜くようになってきた。マネジメント基礎の講義はかなりゆったりとしたリズムで流れることもあり、クラスの様子をぼんやり眺めていると、隣の学生が落書きをしていた。それは、なんと葛飾北斎の浮世絵の模写だった。

有名な、富嶽三十六景の波の絵である。単に日本の絵が好きなのだという。うまく事が進めば、5月に日本をテーマにしたイベントやるからおいでよ、と彼は言った。あのゴッホをはじめとして、浮世絵が海外でも知られているということは少し知っていたが、まさか隣のポルトガル人の落書きにそれを見るとは。

しかし、その高い波の絵は僕に別のことを思い起こさせた。

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