ツイッターに書ききれないことを書くところ

ツイッターに書ききれないことを書きます

山崎邦正100つっこみと、漫才のアイデアと、千鳥の「どういうお笑い?」について

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お笑いを語ると嫌われる――というか、まあ何についてにしろオピニオン記事というのは読んでいて疲れるものだ。ただ何故だろう、お笑いを解説することほどエラそうに見えることもないような気がする。たとえば、M-1の分析とか。しかし僕はこういうのが好きで結構読んだりするし、どうせなら何か書いてもみたい。

僕は山崎邦正を目指しています、という話。

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黒猫のジンクスと、宅急便と、猫界のインターカラーについて

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むかしどこかで「黒猫に出会うと不幸が訪れる」のようなことを読んだとき、幼いながらに黒猫の不遇さを嘆いたことがある。たとえば猫が顔をこすると雨が降るとか、そういうのならまだジンクスとしてわかる(そしてたしかこれには理由があったんじゃなかったか。髯が低気圧を感知すると言われていたんだったっけ)。しかし毛が黒いというだけで避けられるとなるとたまったものではないよな。

それから、僕は黒い猫を見かけるたびになんとなく同情のような、そんな気持ちを抱くようになった。同情というのはひどく上から押さえつけたような感情だと思うけれど、とにかくそんな気持ちだ。

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震災と、コンタクトレンズの注文と、想像力の限界について

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こちらは、まだ3月11日だ。

僕が何か書いたところで、それが多くの人の目に触れるほど、このブログに影響力はない。それに、お金になることでもない。でも、たまに小難しいことを書いて、フェイスブックでセルフシェアなんかして、たとえば意外な人からの「いいね!」に喜んでいる僕としては、ほんとうに身もふたもない言い方をすると、震災というものを自己顕示欲のねたに使っているみたいで。自分でこんな風に書いているとますます自分がそう思えて、それに言い訳を探しているようで、嫌になる。とりあえずセルフシェアはしないでおこうと思うけれども。

それでも書くのは、考えたこと、伝えたいことがあるからで、そんなことに関しては記録に残しておきたい、大切な人に伝えたい、という気持ちが上回るからだ。

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トランプ現象におけるフェイクニュースと、イタリア語での悪口と、我ながら的を得た意見について

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先日、BBCかどこかのウェブメディアでフェイクニュースの特集をやっていた。せっかくの機会なのでフェイクニュースについて色々と読んでみた。

今、僕たちは「post-truth」の時代に生きていると言われている。情報の正確さよりも、いかに読み手の読みたいものを、見る者の見たいものを、強烈な印象とともに届けるか。メディアというものがそういう方向に流れつつあったのを派手に再確認させられることになったのが、2016年のアメリカ大統領選だった、と。

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鳩の喧嘩(嘴を相手の首にぐさぐさと刺し合う)について

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早起きしすぎる休日、というのがある。休日が楽しみで仕方がなかった、子供のころの感覚がふと体によみがえったのか。それともアルコールが入ったことで水分が足りなくなり、体が渇きを感じて目が覚めるのか。多分後者だが、ここでは前者だということにして話を進める。

そういう朝だった。僕は目を覚ますとまずオレンジジュースを飲み、空腹を感じたのでキッチンに向かった。ボロいコンロにマッチで火をつけ、パスタをゆでていると、小窓が切り取るベランダに鳩が二羽飛んできた。

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行列のできるパステル・デ・ナタの店と、テスト範囲の文学史と、世界の半分くらいある南極大陸について

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そういえば、観光地を回ろう、と思ったことがあまりない。

国内のいくつかの有名な観光地には行った。アルファマ、ベレンの塔、発見のモニュメントなど。しかし、アルファマに関しては自分からふらりと立ち寄ったものの、ほかの場所に関しては行きたいという友達についていっただけだ。

しかも、そこが有名な観光地であったことは後で知ることが多いときている。

小さい焼菓子ひとつを買うのにもものすごく並んで、ああ、これは多分有名な店なのだろうなと思って調べてみると案の定だった。なんかすごそうな建造物だなと、海を睨みつける彫像の顔を眺めていたらそれが発見のモニュメントだった。その中に入れることすら知らなかった。

そんな旅行の仕方に、思い出すことがある。

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死と、永遠の生と、カート・コバーンについて

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「何かを残したい」という気持ちは、ある意味で不死というものへのあこがれと背中合わせなのだろうか。

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